飽き性な20代社会人女子です。
大学生の頃に初めてTOEIC900点を取り、今は英語を使いながらサービス業の仕事をしています。
私が実践していたことや実践していることを書きます。
英語を勉強する中で、
つい最近調べた単語の意味が頭に残ってなくて、また同じことを調べた
ということ、よくありませんか?
私はよくありました。
せっかく調べたのだから、次からは確実に使えるようにしよう!
と思っていたのに、いざその場面に出くわすと
「これって前も調べたよな…なんだったっけ」
と調べた事実は思い出せるのに調べた内容は思い出せませんでした。
しかし、長く英語学習を続けるうちに
調べたことを確実に実践で身に付けるコツ
を見つけました。
今回はそのコツをまとめてお伝えしたいと思います。
あくまで私個人が効果を感じた方法ですが、興味のある方は是非試してみてくださいね。
関連する情報をついでに覚えようとしない
結論、この「ついでに覚えようとしない」がいちばん大切だと思います。
調べ物をする時、わかりやすいサイトや解説動画を参考にすることが多いかと思います。
このとき、自分が調べたかったこと以外にも関連した情報や豆知識がたくさん出てきますよね。
これを全て覚えようとすると、肝心の調べたかったこと以外のことに脳みそのエネルギーを使うため、結果的にどの情報も覚えられないのです。
例えば、あなたは英語で「試着してみますか?」はなんと言うかが気になったとします。
そこで、YouTubeでお店での英会話が解説されている動画を見ることにしました。
すると、「試着してみますか?」以外にも「お似合いです」や「合計で○○円です」など関連する表現をいくつも紹介してくれます。
きっと、真面目なあなたは「いつか使う時があるだろう」と思って全部を一気に覚えようとします。
しかし、これでは「試着してみますか?」以外に「お似合いです」と「合計で○○円です」が脳に負担をかけて、結局どれも覚えられないのです。
また、ついでに見つけたフレーズには、それを調べるに至った動機が存在しないため、なかなか覚えられません。
人間は感情が伴うと記憶力が上がるといいます。
調べものをする時は、目的のこと以外は無理に覚えようとせず、調べたい!と思った気持ちだけに従いましょう。
5回は学習内容を口に出す
調べたことや覚えたことを、できれば5回以上、時間や日を空けて口に出してみましょう。
覚えたのが単語なら、その単語を含む例文を作って音読するのもいいですね。
どうしてこんなことをするかというと、時間を空けて複数回思い出した方が忘れなくなるからです。
よくある例えでこんなものがあります。
ある日3時間会って話した人と1ヶ月毎日5分会って話した人では、会って話した総時間は同じなのに後者の方が圧倒的に親近感が湧くし、その人のことを覚えますよね。
勉強も同じです。
まぁ、単純に詰め込み学習って集中力切れるし、寝不足になるし、しんどいだけで何もいいことないです。
それよりも、例えば5日間5回同じことを繰り返し口に出すだけの方が健康的で、質の良い記憶になるのです。
ノートに書いて見返す
これは先程の口に出す方法と同じ原理です。
調べものをする時はノートに書いてしまいましょう。
そうすれば、簡単に何度も見返すことができます。
ただ、ここで注意したいのはノートをとることが目的にならないこと。
ついつい、ノートを広げるとついでに色々書きたくなるし、綺麗にまとめたくなります。
あくまで重要だと思った部分だけ、本当に覚えたいことだけをメモ程度に書きましょう。
これは最初にお話した「ついでに覚えない」にも共通する部分がありますね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「今は覚えない」という選択は遠回りしているように見えて、実は一番の近道なのかもしれません。
いや、普通のことじゃん、と思ったかもしれませんがちゃんと実行してみると効果があるかもしれないですヨ。
飽き性で英語が続かないと思っていた人も、調べたいと思ったその気持ちを潰してしまわないように、自分のペースで学習を進めてみましょう。
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